イングランド代表監督に衝撃スキャンダル! 英紙おとり取材で悪徳ぶりを露呈、FAが事情聴取へ

代表監督として優遇する条件も提示か

 FIFA、UEFAはすでに投資ファンドなどが選手の保有権を所有することを禁止しているが、アラダイス監督は席上で「問題ない」「ずっと続けている代理人を知っている」と説明。ルール違反を促進するような発言に出たという。そして架空の会社が所有することになる選手には、代表監督として優遇する条件なども加え、40万ポンドの顧問契約を結んだとレポートされている。

 テレグラフ側は証拠の音声を保持している模様で、英公共放送「BBC」では今回のスキャンダルで、FAがアラダイス監督に事情聴取を行うと報じている。

 欧州選手権の敗退で地に堕ちたイングランド代表の威信復活が期待された老将だが、報道が事実なら衝撃的な悪徳ぶりを露呈したことになる。就任早々、とんでもないスキャンダルを起こしてしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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