レガネス柴崎岳、クラブ史上初のW杯戦士に ロシア大会に続く2大会連続のメンバー入り

レガネスの柴崎岳【写真:Getty Images】
レガネスの柴崎岳【写真:Getty Images】

クラブ公式サイトが発表、過去3人の出場選手は他クラブから期限付き移籍加入

 スペイン2部レガネスに所属する柴崎岳は11月1日に発表されたカタール・ワールドカップ(W杯)の登録メンバー26人に名を連ねた。前回のロシアW杯に続く2大会連続でメンバー入りを果たした30歳は、レガネス史上初のW杯戦士となるようだ。

 スペインでキャリアを積む柴崎は2020年にレガネスに3年契約で加入。今季はリーグ戦11試合に出場し、1アシストを記録している。森保一監督率いる日本代表にもコンスタントに招集されていた。

 そんな柴崎はクラブ公式サイトによれば、レガネスからW杯に出場する史上初の選手となるという。過去にレガネス所属でW杯に出場した選手は3人いたが、いずれも他クラブから期限付き移籍加入していた選手だった。1998年フランスW杯でのカメルーン代表FWサミュエル・エトー、2018年のロシアW杯でのモロッコ代表MFノルディン・アムラバット、サウジアラビア代表MFヤヒア・アル・シェフリがそれに該当する。

 また、現チームで柴崎と同僚のナイジェリア代表DFケネス・オメルオとカメルーン代表DFアラン・ニョムはそれぞれW杯出場歴があるが、いずれもレガネス加入前だった。

 今回26人に選ばれた日本代表の中で、MF/FWでは唯一、ロシアW杯を経験している柴崎。チームの精神的支柱としても期待される男はクラブの歴史に大きな足跡を残すことになりそうだ。

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