スイス代表シャキリをプレミア3クラブが追う

ブラジルW杯ではハットトリックを達成

 アーセナル、リバプール、トットナムが、バイエルン・ミュンヘンのスイス代表MFジェルダン・シャキリの獲得に乗り出している。英地元紙「デイリー・スター」が報じた。
 スイス代表のスターは、今夏の移籍市場でも欧州のトップクラブから注目の的であった。バイエルンでの不遇に苦しむシャキリに、プレミアリーグでしのぎを削る3クラブが今冬での獲得を熱望しているという。
 ここ最近では、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケ04への移籍が濃厚と報じられていたが、同クラブのスポーツディレクターを務めるホルスト・ヘルト氏が独紙のインタビューで獲得を否定していた。
 スイス代表MFは、日本代表FW柿谷曜一朗の所属するスイスの名門FCバーゼルでその頭角を現した。バイエルンは、2012年に1000万ポンド(約17億円)の移籍金を支払って獲得した。出場50試合で10ゴールという成績を残しているが、現在はワールドクラスがひしめくブンデス王者での定位置争いに苦戦を強いられている。
 シャキリは、今夏のブラジルワールドカップで世界を沸かせた。1次リーグのホンジュラス戦でハットトリックを達成するなど、その得点能力と、ポテンシャルは高く評価されている。今冬の移籍市場での獲得争いは激戦必至である。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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