J3宮崎、元日本代表FW工藤壮人の水頭症診断を発表 手術後に容態悪化でICUにて治療に専念

宮崎の元日本代表FW工藤壮人【写真:(C)TEGEVAJARO MIYAZAKI】
宮崎の元日本代表FW工藤壮人【写真:(C)TEGEVAJARO MIYAZAKI】

クラブ公式が発表

 J3テゲバジャーロ宮崎は10月18日、元日本代表FW工藤壮人が水頭症の診断をうけ手術を実施し、その後容態が悪化したためICUにて治療中だと発表した。

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 工藤は柏レイソルのアカデミーで育ち、2009年に柏のトップチーム昇格後は12年にリーグ5位タイの13ゴール、13年にも同5位タイの19ゴールを挙げ、エースストライカーへと成長。11年のJ1リーグ優勝、12年に天皇杯優勝、13年にナビスコカップ(現ルヴァンカップ)優勝と国内3大タイトル獲得も経験している。

 その後、2016年に米メジャーリーグサッカー(MLS)へ挑戦。あごの骨を折る大怪我に見舞われてリーグ戦17試合2得点と不完全燃焼に終わり、日本に復帰した2017年以降はサンフレッチェ広島、レノファ山口で本来の輝きを見せられず。昨季はオーストラリア1部ブリスベン・ロアーでプレーしていたなかで、2022シーズンからJ3宮崎へ移籍。ここまで21試合に出場し3ゴールの結果を残していた。

 クラブによると、2日の練習時間外に体調不良を訴え、翌日に医療機関を受診したところ、水頭症の診断をうけ入院。11日に手術を行い療養していたが、17日からICUにて治療に専念しているという。

 公式サイトでは、「クラブ一同、工藤選手の回復を心より願っております。そしてサポーター、関係各所の皆様にも、ともに工藤選手の回復を願って頂けましたら幸いと思い、ご報告させて頂きました」と声明を出している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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