ファンが“ハーフタイム帰宅”のマンU、ダービーに6失点大敗でクラブOBが糾弾 「非常に恥ずかしい」

ユナイテッドはシティに6失点で大敗【写真:ロイター】
ユナイテッドはシティに6失点で大敗【写真:ロイター】

4点ビハインドで前半を終え、ユナイテッドファンが次々と帰宅

 マンチェスター・ユナイテッドは10月2日、プレミアリーグ第9節でマンチェスター・シティと対戦。3-6と敗れたなか、前半で4点ビハインドを背負った時点で敵地エティハド・スタジアムからファンが次々と帰っていく形となり、クラブOBも「戦意喪失」「非常に恥ずかしい」と糾弾している。

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 ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがスタメンを外れた一戦は、シティが前半8分、ポルトガル代表MFベルナウド・シウバのクロスをイングランド代表MFフィル・フォーデンが左足で流し込んで先制する。

 さらに、シティは前半34分にコーナーキック(CK)から新加入のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドがヘディングで追加点を挙げると、その3分後にもベルギー代表MFFケビン・デ・ブライネのクロスをスライディングで押し込み、2点目を奪った。

 シティは前半44分にも、ハーランドのラストパスからフォーデンが再びネットを揺らし、大量4点のリードで後半へ。後半に1点を返されたが、その後ハーランドとフォーデンが2人揃ってハットトリックを達成し、最終的に6-3で勝利した。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」などによれば、一部のマンチェスター・ユナイテッドファンは、ハーフタイムでエティハド・スタジアムを次々とあとにしていたという。

 英紙「テレグラフ」は「ダービーの屈辱」と見出しを打ち、クラブOBの元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が「戦意喪失」と主張したことを紹介。エリック・テン・ハフ監督が、「勇気と自信を示すプランだったが、スタートからそれができなかった。自信を欠けば、ゲームには勝てない。この状態はマンチェスター・ユナイテッドではない。もっと勇敢にプレーできる」と試合後に語った内容にも触れている。かつてユナイテッドの主将を務めた元アイルランド代表MFロイ・キーン氏も、「非常に恥ずかしい」とライバル相手の大敗を糾弾した。

 また、英紙「デイリー・ミラー」も、「ユナイテッドファンが大挙してエティハド・スタジアムから流出」とファンが落胆して会場をあとにする様子を伝えていた。

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