名門マンU、補強策は成功? 実績不足のアントニーに139億、ベテランのカゼミーロに112億…“赤い悪魔”夏の強化を考察

マンUの補強策を考察【写真:ロイター】
マンUの補強策を考察【写真:ロイター】

名門復権へ各ポジションに新戦力を加えたこの夏の動きは成功と言えたのか?

 名門復活を期すイングランド1部マンチェスター・ユナイテッド。レアル・マドリードからMFカゼミーロを電撃補強し、エリック・テン・ハフ新監督が熱望していたFWアントニーの引き抜きにも成功した。各ポジションに新戦力を加えたこの夏の動きは成功と言えたのか。“赤い悪魔”の補強策を考察する。

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 昨季はプレミアリーグで6位に終わり、UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃す不本意な結果に終わった。オフにはMFポール・ポグバをはじめ、MFフアン・マタやFWエディンソン・カバーニ、MFネマニャ・マティッチ、MFジェシー・リンガードらベテランが相次いで退団。トップ4入りを目指すうえでは彼らの穴を埋めて現状維持するだけでは不十分で、プラスアルファの補強が求められていた。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就問題が過熱していた前線をはじめ、中盤、最終ライン、GKまで各セクションが補強ポイントと言われていたなかで、今夏の主な新加入選手は以下の通りとなった。

【GK】
マルティン・ドゥブラフカ[←ニューカッスル(期限付き移籍)]
【DF】
リサンドロ・マルティネス[←アヤックス]
タイレル・マラシア[←フェイエノールト]
【MF】
クリスティアン・エリクセン[←ブレントフォード]
カゼミーロ[←レアル・マドリード]
【FW】
アントニー[←アヤックス]

 センターフォワードや右サイドバックの補強は実現せず、そこはFWマーカス・ラッシュフォードやDFディオゴ・ダロトら既存戦力の奮起に期待することになりそうだ。しかし、それ以外のポジションでは指揮官が求めるクオリティーを備えた選手が加わっている。ここまでの戦いを見る限り、今夏の移籍市場での動きは100点満点とはいかないまでも“当たり補強”連発でひとまずは成功といっていいだろう。

 昨季までテン・ハフ監督が率いていたアヤックスから連れてきたDFマルティネスは加入直後こそ批判の矛先を向けられたが、その後はアグレッシブな守備スタイルで評価を高め、センターバックの一角としてスタメンに定着。DFラファエル・ヴァランとのコンビで要塞を築き、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたリバプール戦(2-1)などでの活躍から8月度のクラブ最優秀選手に選出されている。フェイエノールトから加入したマラシアもイングランド代表DFルーク・ショーから左サイドバックの定位置を奪いつつある。

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