衝撃3発のセルティック古橋亨梧、ポステゴグルー監督が絶賛「おそろしくハードワークをしている」
「彼は素晴らしかったが、ここまでずっと素晴らしい」と今季の出来を称賛
スコットランド1部セルティックは、8月28日に行われたリーグ第5節のダンディー・ユナイテッド戦で9-0と圧勝した。このスコアは34年前に記録したハミルトン・アカデミックFCに対してアウェーで挙げた8-0の勝利を上回る、アウェーでの最多得点勝利となっている。アンジェ・ポステコグルー監督は試合後、先制点を含む3ゴールの活躍を見せた日本代表FW古橋亨梧を称賛している。スコットランド紙「スコティッシュ・デイリー・エクスプレス」が報じた。
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今シーズン、5試合連続先発出場を果たした古橋は、前半15分に左サイドを抜け出したFWジョタの折り返しをゴールに決める。先制点をもたらした古橋は、その後も同40分にゴール前のこぼれ球を拾ってシュートを決めると、前半アディショナルタイムにもMFリエル・アバタのクロスをゴールに決め、前半だけでハットトリックを達成した。
後半17分にベンチに退くまでに、DFヨシプ・ユラノヴィッチのゴールもアシストした古橋は、今シーズン5試合で6ゴールとハイペースでゴールを量産している。だが、ポステコグルー監督は、古橋の貢献はゴールだけではないと称賛した。
チームの出来について「選手たちは、素晴らしかった。ダンディー・ユナイテッドが難しい状況にあることを理解していたが、規律と集中力を保ってくれた。早い時間に先制して、相手によりプレッシャーをかけることが重要だった。最終的に相手を圧倒できたし、私たちのゴールは、どれも質が高かった」と、前向きに語っている。
この試合で4試合連続となるゴールを挙げ、ハットトリックまで達成した古橋については、「彼は素晴らしかったが、ここまでずっと素晴らしい。私たちのやろうとしていることに、非常に重要な役割を担っている。彼自身もゴールだけではなく、相手を嫌がらせることが重要なことを理解している。私たちが決めたいくつかのカウンターのきっかけとなったのは彼だった。私たちのストライカーは、おそろしくハードワークをしているが、同時にその恩恵も受けているんだ」と、チームのために示している献身が、ゴールにもつながっているとコメントしている。
今シーズン、20得点を目標に掲げてシーズンをスタートさせた古橋だが、早くも5試合で6得点を記録。得点ランクでも首位に立っているなか、チームに貢献しながら、シーズンを通じてどこまでゴール数を伸ばすことができるだろうか。