イングランド新体制が4日のW杯予選先発を事前公表!“61歳の老将”アラダイスが選んだのは…

“ビッグサム”の初陣はスロバキア戦。システムは4-2-3-1の見込み

 イングランド代表のサム・アラダイス監督が、自身の初陣となる9月4日のロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選・スロバキア戦に向けた先発メンバーを公表。マンチェスター・シティから放出され、セリエAのトリノへ移籍したGKジョー・ハートや、引き続き主将に任命されたFWウェイン・ルーニーら常連組が名を連ねた。ベスト16で敗退した欧州選手権(EURO)からメンバーの入れ替えはほとんど見られず、無難な選出になったと英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 イングランドは「史上最強メンバー」との下馬評がありながら、EUROでは初出場のアイスランドに1-2で敗れ、ベスト16で姿を消した。ロイ・ホジソン前監督は試合直後に辞任を発表し、後任の座に着いたのが“ビッグサム”の愛称で知られるアラダイス監督だった。

 代表チームの散々な体たらくぶりに国民から批判が集まり、ビッグクラブの指揮経験もないアラダイス監督の就任を疑問視する声も上がっていた。

 W杯予選という重要なゲームで初陣を迎える61歳の老将は、スロバキア戦に向けた先発メンバーを事前に公表。システムは4-2-3-1の見込みで、最後方に守護神GKハートを起用し、最終ラインは右からカイル・ウォーカー(トットナム)、ギャリー・ケイヒル(チェルシー)、ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)、ダニー・ローズ(トットナム)の4枚が並ぶ。

 

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