「みんな話題にしすぎ」 ネイマール、メッシへの批判を的外れと指摘「レオはレオだ」

PSGのネイマールとメッシ【写真:ロイター】
PSGのネイマールとメッシ【写真:ロイター】

「3人が機能していれば、チームはうまくいく」と“MNMトリオ”の活躍を期待

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、7月31日にイスラエルで行われたフランス・スーパーカップでナントに4-0で勝利し、今シーズン最初のタイトルを獲得した。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、前半22分に先制点を記録。このゴールをアシストし、自身も2得点を挙げたブラジル代表FWネイマールは、PSG加入後にメッシが浴びた批判について反論している。英紙「メトロ」が報じた。

 ネイマールのスルーパスを受けたメッシが挙げた先制ゴールで勢い付いたPSGは、前半終了間際にもFKからネイマールがゴールを決めてリードを広げる。後半もPSGは相手を圧倒。スペイン代表DFセルヒオ・ラモスがバックヒールで追加点を挙げ、さらにネイマールが自ら得たPKでこの日2点目となるゴールに決めて、4-0と圧勝した。

 この試合のマン・オブ・ザ・マッチには、先制点を挙げたメッシが選出された。2ゴール1アシストの活躍を見せたネイマールは、昨季公式戦35試合で12得点にとどまったメッシが受けた批判は的外れだと考えているようだ。

 今回の優勝が、メッシにとって仕切り直しを意味するものになるかと問われたネイマールは、「そうは思わない。みんな、話題にしすぎなんだ。人々は日々、何が起こっているか、チーム内がどうなっているかを知らないんだ。レオはレオだ。レオは、ずっと変わっていない。彼はずっと違いを作り出している。適応もしている」と、バルサ時代から知るメッシについて語っている。

 メッシ、ネイマール、さらにフランス代表FWキリアン・ムバッペと「MNM」と称される世界最高峰のスター選手が前線に顔を並べるPSGだが、プレッシャーは大きいようだ。「僕たち3人にとって、すべてが上手くいくことを願っているよ。僕たち3人が機能していれば、チームは上手くいくと確信しているからね。僕は満足しているし、チームとしていい試合ができたと思っている。勝利でスタートを切ることは重要だし、タイトルにつながる試合だったからね。何が起きたとしても、勝たなければいけないんだ」と、ネイマールはコメントしている。

 昨季、リーグ優勝を果たしたものの、期待されたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で早期敗退したことで、ファンからはブーイングを浴びたPSG。周囲の期待は今シーズンも大きいが、その期待に応える結果をネイマールやメッシは残すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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