「日本でメッシの素敵な行為」 練習乱入の日本人少年に“神対応”、ハプニングでの機転に海外注目

交流会で日本の子どもたちとハイタッチするメッシ【写真:ロイター】
交流会で日本の子どもたちとハイタッチするメッシ【写真:ロイター】

PSGが秩父宮ラグビー場で公開練習、乱入者続出のなかでメッシのワンシーンが話題

 来日しているフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が秩父宮ラグビー場で公開練習を行ったなか、ピッチ乱入者が続出。現場で混乱を招くルール違反が相次いだ一方、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの“神対応”が海外で話題になっている。

 大人4500円、小中高生2000円で有料公開されたトレーニングには1万3000人超が来場。試合のような熱気がピッチを包み込み、メッシ、ブラジル代表ネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペらのプレーに多くの人が酔いしれた。

 アルゼンチン紙「Ole」では、公開練習の途中でアルゼンチン代表のユニフォームを着用した日本の少年がピッチ内に乱入したシーンを紹介。「日本人の少年がメッシに挨拶するために忍び込んだ」と記し、メッシは怒ることなく少年と向き合い、サインする神対応を見せている。

 アルゼンチンメディア「infobae」は「練習終了前には、アルゼンチンの名手に近づきたいがために、日本人の少年が警備員の目を盗んでグラウンドに侵入するハプニングもあった」とルール違反に言及しつつ、「少年は警備員に捕まったものの、彼に近づいて挨拶し、着ていたアルゼンチンのユニフォームにサインをしたのは、アルゼンチン代表のキャプテンであった」とメッシの行動を伝えた。また、スペインのテレビ局「Antena 3」も「日本でメッシの素敵な行為」「元バルセロナの選手は躊躇することなく子供に近づき、シャツにサインした」と報じている。

 PSGは日本で3試合を予定しており、20日に川崎フロンターレ、23日に浦和レッズ、25日にガンバ大阪と対戦する。

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