英2部ハダースフィールド監督、新加入の日本代表DF中山雄太へ寄せる“期待の能力”とは? 「フィットは明らか」

ハダースフィールドへ移籍した中山雄太【写真:Getty Images】
ハダースフィールドへ移籍した中山雄太【写真:Getty Images】

中山の新天地は英2部ハダースフィールドに決定 背番号は「33」

 日本代表DF中山雄太がイングランド2部ハダースフィールド・タウンへフリートランスファーで加入することが決まった。2024年までの2年契約を結び、背番号は「33」となる。

 中山は昨シーズンまで3年半プレーしたオランダ1部ズヴォレを退団し、フリーになっていた。日本代表16キャップを持つ25歳はカタール・ワールドカップを控える重要なシーズンに、自身初となるイングランドでのプレーを決断した。

 中山はクラブ公式サイトを通じ、「僕にとって大きな挑戦。自分を高め、チームを助けたい」と意気込みを明かしている。

 また、中山の加入を受けてチームを率いるダニー・スコフィールド監督もコメントを寄せ、複数のポジションでプレー可能な中山への期待を明かしている。

「リクルートの初期段階から、彼が我々のグループにフィットすることは明らかだった。一緒に仕事ができるのをとても楽しみにしている。雄太は非常に優れたゲームへの理解力を備えている。我々が好むハイクオリティーな選手で、守備でも攻撃でもスタイルに完璧にフィットすると感じている。

 我々の選手たちは昨シーズン、素晴らしい適応力を見せ、流動的な戦いを可能にしてくれた。センターバック、左サイドバック、そしてホールディングMFもこなせる雄太もチーム力を高めてくれるだろう」

 貴重な左利きのDFとして日本代表にも欠かせない存在となっている中山。イングランドで定位置を確保することはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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