レドナップとターラブが和解か!? 「彼は私に改善を約束してくれた」

チェルシー戦への起用をにおわす

 QPRのハリー・レドナップ監督は、次節のチェルシー戦でモロッコ代表MFアデル・ターラブを起用する意志があることを明らかにした。英メディア「スカイ・スポーツ」が報じた。
 指揮官は先日、ターラブのコンディションや練習態度への不満を公言。モロッコ代表MFもこれに反論するなど、両者の間には亀裂が生じていた。しかし、話し合いの末、和解に至ったようだ。
「アデルはよりフィットし、よりハードワークする必要があることを認めたよ。彼は私にそれらを改善していくことを約束してくれた。それこそ私が望んでいたものさ。彼もいち早くフィットし、チームに戻ることを望んでいる。今週はトレーニングで懸命な姿勢を示してくれている。彼はすぐにフィットするよ。私たちにとって、とても貴重なプレーヤーだ」
 3ストーン(約19キロ)もの体重増加に怒り心頭の指揮官だったが、一転してモロッコ代表MFヘの賛辞を惜しまなかった。次節のチェルシー戦が行われるスタンフォード・ブリッジでの起用をにおわせるコメントも残している。
「アデルは今週末の試合のピッチに現れるかもしれないね。それが可能かどうか、見届けようじゃないか。彼は試合に変化をもたらすことのできる選手の1人だよ」
 また、Twitterでの不適切な発言で出場停止処分が課せられた元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドについても口を開いた。
「リオは自身がベンチに座る状況を理解し、受け止めている。彼は真のプロフェッショナルだ。忍耐強く、常に懸命に励んでいる」
 名将は、現在ベンチを温めている両者に対し、期待を沿えたエールを送った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング