アーセナルがまたも補強失敗? 「ムスタフィは売らない」とバレンシア監督が残留を断言

アジェスタラン監督がラス・パルマスとの開幕戦後に語る

 アーセナルが今夏の移籍市場最大の補強に失敗した可能性が高まっている。長年の弱点であるセンターバック補強に向けて、バレンシアのドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィ獲得に動いていたが、バレンシアのパコ・アジェスタラン監督は「放出しない。残留する」と断言している。

 リーグ開幕1分1敗とスタートダッシュに失敗したアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、移籍市場での手際の悪さからサポーターの逆鱗に触れ、「金使え! 金使え!」の大合唱がスタンドで巻き起こっていた。衰え著しい主将の元ドイル代表DFペア・メルテザッカーとブラジル人DFガブリエウ・パウリスタの両センターバックが故障離脱する危機的状況で、指揮官はムスタフィ獲得に自信を浮かべていた。

 だが、悲報が届いた。スペインラジオ局「ラジオ・タロンハ」によると、リーガ開幕戦の本拠地ラス・パルマス戦で4-2勝利を挙げたバレンシアのアジェスタラン監督は、後半から途中出場したストッパーの去就についてこう断言したという。

「ムスタフィは売らない。彼はバレンシアFCに残留するだろう。移籍市場は空いているので、可能性はまだ残されているが……」

 

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