「金使え!」コールを受けるベンゲル監督 ドイツ代表DF獲得に自信も値切り交渉は膠着

開幕戦で崩壊のアーセナル守備陣

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、移籍市場で実力者の補強が滞りサポーターからバッシングを浴びているが、8月31日の移籍市場閉幕までにバレンシアのドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィを獲得することに自信を見せている。フランステレビ局「SFR」の取材で語ったもの。

「ムスタフィ?交渉成功を祈っている。彼は我々が注視している多くの選手の中の一人。交渉は続いているんだ」

 ベンゲル監督はこう語った。リーグ開幕2試合で1敗1分け。特に初戦のリバプール戦では守備が崩壊し、4失点を喫した。衰えの著しい主将の元ドイツ代表DFペア・メルテザッカーに加え、プレミアリーグへの適応の進まないガブリエルも故障中のセンターバックは、アーセナルの補強ポイントとされていた。

 アーセナルはムスタフィとの獲得交渉をバレンシアと進めている。本人と条件面で合意に達しながらも、3000万ポンド(約39億円)という移籍金の値切り交渉が膠着状態にある様子だ。24歳のムスタフィは過去2シーズンでリーガ最多の226回のインターセプトに成功。2014年ブラジル・ワールドカップの優勝メンバーで、今夏の欧州選手権にもドイツ代表として参加している。

 

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