補強失敗が続くアーセナル 新たにウルグアイ代表DF狙うも移籍金73億円がネックか

ムスタフィ獲得交渉も失敗か… CB陣強化へ、アトレチコのヒメネスに照準

 センターバックの補強が難航しているアーセナルに、アトレティコ・マドリードのウルグアイ代表DFホセ・ヒメネス獲得の可能性が浮上している。しかし、獲得に向けてアトレチコが設定する6500万ユーロ(約73億円)という高額の契約解除金がネックとなりそうだ。スペイン紙「マルカ」、英紙「デイリー・メール」など複数メディアが移籍の噂を報じている。

 アーセナルは新キャプテンの元ドイツ代表DFペア・メルテザッカー、ブラジル代表DFガブリエル・パウリスタが長期離脱中。フランス代表DFローラン・コシエルニーは欧州選手権参加の影響で合流が遅れるなど、CBの選手層に不安を抱えていた。バレンシアのドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィの獲得に動いたが、交渉は失敗に終わったようだ。

 新たに浮上しているのは、2013年に18歳でアトレチコに渡った逸材のヒメネス。21歳ながらワールドカップに1度、コパ・アメリカに2度出場。14年には長年レアル・マドリードとバルセロナによる2強が支配してきたリーガ・エスパニョーラのタイトルも獲得した。世界で最も将来を期待されているセンターバックの一人とも言われている。

 しかし、移籍には大きな障害が存在する。「マルカ」紙によれば、アトレチコは73億円という高額の契約解除金を設定しており、これ以下のオファーは受け付けないようだ。

 

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