インザーギ監督が本田のカリアリ戦先発を明言 「本田は外したことはない」

前線の人選とシステムに興味集まる

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督は28日、ミラネッロで行われた記者会見で日本代表MF本田圭佑に対する信頼の強さを改めて示した。翌日の敵地カリアリ戦を前に、指揮官は今季全試合先発出場中の背番号「10」についてこう語った。
 「僕は落ち着いている。本田を外したことはない。チームのためにベストメンバーで行く。明日はそうする。何かを変える」
 
 前節フィオレンティーナ戦は、1-1のドローに終わった。本田は得点に絡むことはなかったが、今季6得点2アシストと絶大な数字を残している。
 報道陣からは、前線の人選について多くの質問が飛んだ。3トップの真ん中で、フェルナンド・トーレスと、ジェレミー・メネズのいずれが先発するか。指揮官はそれに「いくつかの試合では一緒にもプレーした。一緒にプレーもできる。システムを変更して誰かをベンチに置くと決めたときには、引き分けたらベンチにいるものを泣かせることになる。確実さを得るためにバランスが必要だ。日曜日は悔しさが残った」と答えた。
 4-3-3の定番で2人のアタッカーのどちらかを先発させるのか。それとも4-2-3-1に変更し、本田、トーレス、メネズ、イタリア代表FWステファン・エルシャラウィの4人を同時先発させるのか。インザーギ監督は断定を避け、コメントに含みを残した。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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