レスターの韋駄天SBが不満分子に? WBAから二度オファーもクラブが交渉拒否

シュラップが出場機会を求めて移籍熱望

 レスター・シティのガーナ代表MFジェフリー・シュラップがクラブに対して不満を持っていることが発覚。昨季チーム一丸となり初のリーグタイトルを獲得したが、優勝メンバーの1人がチームの不満分子となる危機を迎えている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 左サイドのスピードスター、シュラップに対してはウェスト・ブロムウィッチ(WBA)がアプローチを仕掛けている。すでに2度のオファーを送り、最大で移籍金1200万ポンド(約16億円)での獲得を打診したが、レスターはこれを固辞した。

 しかし、シュラップのレスターでの立場はあくまでバックアッパーとなっている。クラウディオ・ラニエリ監督からはチームでレギュラーが保証されていないことを通告されており、先発での出場機会を求めるシュラップの願いと現実は大きくかけ離れている。

 レポートでは、シュラップはクラブがWBAとの交渉を断ったレスターの対応に不満を抱えているという。23歳のレフティーは左サイドであれば中盤でもDFラインでもプレーできるが、攻撃的なポジションでは主軸であるイングランド人MFマーク・オルブライトンが中盤の左サイドに君臨し、新加入のナイジェリア代表FWアーメド・ムサもこのポジションで試されている。サイドバックではオーストリア代表DFクリステティアン・フクスとU-21イングランド代表DFベン・チルウェルが争う激戦区となっている。

 

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