三笘薫がチーム最高評価「機能した」…3人に称賛 ブラジルメディアがガーナ戦出場の日本代表17選手を採点
ガーナに4-1快勝 三笘、久保、堂安のパフォーマンスに高採点
日本代表(FIFAランキング23位)は6月10日、ノエビアスタジアム神戸で行われたキリンカップでガーナ代表(同60位)と対戦し、4-1で勝利を収めた。この試合で1ゴール1アシストと出色のパフォーマンスを披露したFW三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)に対してブラジルメディアはチームトップの評価を与えた一方、ほかの2選手も称賛している。
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ガーナ戦ではDF山根視来(川崎フロンターレ)が先制ゴールを決めた一方、1-1で迎えた前半アディショナルタイムに三笘がシュート性のクロスから勝ち越しゴールを奪う。さらに後半28分には1対1で相手を振り切った三笘のラストパスからMF久保建英(マジョルカ)が合わせて代表初ゴールをマーク。FW前田大然(セルティック)にも代表初ゴールが飛び出し、4-1と快勝した。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、ガーナ戦に出場した日本代表の17選手と森保一監督を採点(10点満点)。そのなかで圧巻のプレーを披露した三笘がチーム最高点の「7.5」を与えられている。「左サイドでの個人技はバランスを崩し、チームメイトとのショートパスや連係もよく機能していた。この試合の2点目を決め、見事なパスで久保のゴールもお膳立てした。国際試合6試合で4ゴール2アシスト(MOMも3度目)」と絶賛している。
また代表初ゴールの久保とFW堂安律(PSV)に「7」と三笘に続く高評価を与えた。久保について「時間はかかったが、ようやく国際試合での初ゴールを決めた。彼は最初からいいプレーをしていたし、中央で絡み、ファウルも獲得していた。要するに期待されたプレーを見せたということだ」と評している。また堂安について「スタートからピッチ上で最もハードワーカーだった。20分も経たないうちに、すでに3回もボールを奪っていたのだ。先制点では決定的な活躍をした。つい最近まで彼の存在感が疑問視されていたが、ワールドカップのメンバーを念頭に置いて、さらに評価を得た」と記している。
なお先発陣での最低評価はGK川島永嗣(ストラスブール)とFW上田綺世(鹿島アントラーズ)の「5.5」。川島については「ほとんど出番はなく、ガーナがゴールに向かって蹴ったボールは、唯一ゴールに入っていった」と失点に触れた一方、上田に関しては「悪いプレーではなかったが、ゴールを逃した悔しさが残る。しかしFWのポジション争いに敗れないためには、もっと頑張らなければ」と触れていた。