マフレズがレスターからの電撃移籍の可能性を示唆 移籍市場閉幕まで予断許さず

仏誌が報じる レスター幹部は再三残留を強調

 レスターのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが8月31日の移籍マーケット閉幕直前の電撃移籍を示唆している。仏誌「フランス・フットボール」が報じている。

 昨季プレミアリーグ選手協会選出のMVPに輝いたレフティーは奇跡のリーグ優勝の立役者となったが、レスターへの忠誠を誓ったわけではなさそうだ。

「プレミアリーグは偉大なリーグ。できるだけ長くプレーしたい。今獲得に乗り出すのなら、間違いなく移籍を考えざるを得ないクラブが、世界で2、3存在する」

 アーセナル移籍が取り沙汰されているマフレズはこう語っている。レスター幹部は再三残留を強調しているが、本人はその気なしの様子だ。レスターは開幕戦で、今季補強ゼロで降格候補筆頭のハル・シティに敗れた。前年度のプレミア王者が開幕黒星発進となるのは、リーグ史上初の不名誉でもある。

 イングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターもレスターからの契約延長を断り、トットナム移籍の可能性が浮上している。すでに昨季リーグ優勝に導いたダイナモのフランス代表MFエンゴロ・カンテはチェルシーへと去った。ドリンクウォーターとマフレズが電撃移籍となれば、昨季王者の中盤は完全崩壊の危機を迎える。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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