兵役免除を狙った韓国代表エースが五輪8強で散る 米メディア「ギャンブルは報われなかった」

「試合後はレフェリーに3分間食い下がる」

「ホンジュラス戦の試合終了のホイッスルが鳴ると、彼の苦悩は明確になった。24歳はレフェリーに3分間食い下がった。ホンジュラスの故障と時間稼ぎがきちんとカウントされなかったことの説明を求めていた」と、記事では敗戦を受け入れられないソンの様子をこうレポートしている。

 2018年にジャカルタで行われるアジア大会にオーバーエイジ枠で出場して金メダルを獲得できれば、兵役免除のチャンスはまだ残されている。韓国代表は14年に自国開催となった仁川大会で優勝しているが、ソンが当時所属していたレバークーゼンは招集に応じず、18年大会も所属クラブがソンを供出する保証はない。

 トットナムでの定位置争いは、五輪参戦による離脱によってさらに遅れをとった。傷心のソンは今後クラブで巻き返しを図り、韓国代表の国際大会でも結果を残して、兵役免除を手にすることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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