バルサ“第4のFW”に22歳スペイン代表FWが急浮上! MSNトリオ代役不在の解消なるか

昨季13ゴールのアルカセル バレンシアが設定する違約金は90億円と高額だが…

 スペイン王者バルセロナの今夏移籍市場での課題はリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの「MSN」トリオに続く“第4のFW”獲得と言われているが、移籍マーケット閉幕まで3週間を切った今も補強は実現していない。ターゲット候補が浮かんでは消えを繰り返している状況のなか、新たにバレンシアのスペイン代表FWパコ・アルカセルの名が急浮上している。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 昨季13ゴールを挙げた22歳のアルカセルは、身長176センチと上背はないが、ボックス内での嗅覚に優れたいわゆる9番タイプのストライカー。ラウール・ゴンサレスやダビド・ビジャ、フェルナンド・トーレスのような不動のセンターフォワードがこのところ不在だったスペインで、最も将来を期待されている点取り屋の一人だ。

 バルセロナは今夏の移籍市場で、バレンシアからポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスを獲得している。彼に続くバレンシアからの引き抜きを画策しているようだ。アルカセルの違約金は8000万ユーロ(約90億円)と高額だが、バルセロナは交渉に下部組織出身のMFセルジ・サンペールを含めることで出費を抑える可能性があるという。

 不動のMSNトリオの代役不在という悩みを抱えていたバルセロナだが、このアルカセルが不安解消のための重要なピースとなるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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