“笑顔のストライカー”古橋亨梧が初のW杯行きに意欲 「元気や勇気を与え、結果で表現したい」
昨年11月以来の代表復帰 6月シリーズで活躍を誓う
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、今回の6月シリーズで昨年11月以来の代表復帰を果たした。初の海外挑戦で怪我を乗り越えてしっかりと結果を残し、「ワールドカップ(W杯)にめちゃくちゃ出たい」と意欲を覗かせている。
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昨年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍した古橋は、加入2戦目で初先発初得点を挙げるなど、ゴールを量産。右足ハムストリングの故障で長期離脱した期間はあったが、最終的に公式戦33試合に出場して20ゴール5アシストを記録した。
6月のキリンチャレンジカップ、キリンカップに臨む日本代表メンバーに選出された古橋は、これが昨年11月以来の代表復帰となる。5月30日のオンライン対応では、初の海外挑戦で感じた成長と課題について触れた。
「厳しい1年でもあり、楽しい1年でもあり、長いようであっという間に終わった。やっているうちに強みが通用している感覚があった。僕がゴールできているのはうしろからつないでくれて、決めるだけのポジションで決めている。周りに支えられて、パスをもらっているので感謝しかない。まだ成長している段階だし、まだまだ(自分は)伸びると思う」
苦しんだ右足ハムストリングに関しては、「時間はかかったけど、しっかりと完治している」と説明した古橋。2018年のロシアW杯当時は、FC岐阜(当時J2。現在J3所属)に所属し、W杯出場は現実的なものではなかったが、今は日本代表としてコンスタントにメンバー入りしており、本大会への生き残りに意欲を見せる
「正直に言えば、(W杯には)めちゃくちゃ出たい。(本大会に)行くことも決まり、チャンスは僕にもあると思う。(レギュラーを掴むためには)FWなのでゴールですかね。みなさんに元気や勇気を与え、笑顔にできるように結果で表現したい。僕自身もサッカーを純粋に楽しんで、笑顔でプレーしてゴールできれば」
“笑顔のストライカー”が、目標とするW杯行きに向けて再び走り出す。
(FOOTBALL ZONE編集部)