F・デブール新体制が発足したインテル 就任後初の実戦で長友は右SBで先発予想

ボルシアMGとの親善試合にスタメン出場か

 インテルのフランク・デブール新監督は10日、アンコーナでドイツのボルシアMGと親善試合を行うが、就任後初の実戦で日本代表DF長友佑都を右サイドバックで先発起用する可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

「リーグ開幕13日前に就任することは理想的とは確かに言えないが、経験豊富な選手たちがたくさんいるから、吸収が早い。すべてを変えることはしないが、我々の哲学がある。チームも信じなければならない。世界で有名な育成を保持するチームと仕事ができることに情熱を感じている」

 ロベルト・マンチーニ前監督の電撃解任を受け、オランダの名門アヤックスで手腕を発揮していたF・デブール監督は3年契約を結んだばかり。練習で試した4-2-3-1システムの導入が濃厚だと見られている。そして、マンチーニ前監督から信頼を受けていたインテル最古参の男、長友は新体制で右サイドを主戦場としそうだ。

 GKは守護神ハンダノビッチ。4バックには長友、ミランダ、ムリージョ、アンサルディが並んでいる。ボランチはメデル、コンドグビア。攻撃的MFにはビアビアニー、バネガ、ペリシッチが並ぶ。1トップは去就問題の浮上するイカルディが並ぶと予想されている。

 長友は昨季ブンデスリーガ4位の強敵相手に、新監督を納得させるパフォーマンスを見せたいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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