浦和、アウェーで2失点敗戦 小泉のゴールはオフサイドで取り消し…チャンス決め切れずC大阪に屈す

C大阪に敗れた浦和【写真:Getty Images】
C大阪に敗れた浦和【写真:Getty Images】

アウェーでC大阪と対戦、後半に2失点

 浦和レッズは5月25日のJ1第15節でアウェーのセレッソ大阪戦を戦い0-2で敗れた。リーグ戦で7試合続いた引き分けは、敗戦でストップした。

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 浦和は4月にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いで左眼窩底骨折、頬骨骨折の負傷で手術もしたDF大畑歩夢がヘッドギアを装着してスタメン復帰した。試合は立ち上がりにC大阪が浦和陣内に入り込む時間帯を作ったが、その後は浦和が相手のゾーンの間を取っていくパスワークで主導権を握った。

 そうしたなかで前半24分にはC大阪のGKキム・ジンヒョンが前方へのフィードを目の前の浦和MF小泉佳穂に当ててしまうミスが出て、そのこぼれ球をFWキャスパー・ユンカーとのワンツーのようになった小泉がゴールに蹴り込んだ。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでオフサイドの判定となり、ゴールは取り消された。

 浦和は同27分にもハーフライン付近から小泉とユンカー、さらにFWアレックス・シャルクが絡んで3人で一気に速攻。最後は小泉のパスをシャルクが狙ったがゴールポストに当たり、決めきれない展開で前半を終えた。そして、前半の終了間際に足を気にする仕草があったユンカーはハーフタイムで交代になった。

 浦和はユンカーに代えてFW江坂任を投入したものの、攻撃の迫力が減退。逆にC大阪は古巣対決のDF山中亮輔がクロスを上げたところ、戻ってきたMF関根貴大がスライディングでブロックするもVARの進言で映像確認され、ハンドの反則でPKに。これをMF清武弘嗣が決めて後半22分の先制ゴールになった。

 浦和は直後に3枚替えでスピードが武器のMF松尾佑介を最前線に置いて背後のスペースへの圧力をかけにいった。しかし、ゾーンを下げて構えたC大阪を崩すには至らず、逆に同44分にはキム・ジンヒョンのロングキックにDFアレクサンダー・ショルツが目測を誤ったところから突破され、MF毎熊晟矢に追加点を許して0-2と敗戦した。

 前の試合までリーグ戦で7試合連続引き分けと同一シーズン内のJ1最長記録となっていた浦和だが、敗戦という形でその記録はストップ。逆にC大阪は21日の“大阪ダービー”ガンバ大阪戦からの連勝になった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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