EUROで大失態のホジソンが監督業引退? 中国からの年俸11億円オファーも拒否か

迷采配でイングランド16強敗退 辞任後に2クラブから好条件オファー

 欧州選手権(EURO)終了後にイングランド代表監督を辞任していたロイ・ホジソン氏は、中国とプレミアリーグのクラブからオファーを受け取っていたが、これらを断り、監督業引退に向かっているという。米スポーツ情報サイト「bleacher report」が報じた。

 ホジソン監督は4年前のEURO2012直前に、ファビオ・カペッロ監督の後任としてイングランド代表監督に就任。EURO2012では準々決勝敗退、2014年ブラジル・ワールドカップでグループステージ敗退と大舞台で立て続けに結果を残せなかった。

 EURO2016に向けた予選を10戦全勝で勝ち抜け、今年3月に行われた親善試合では世界王者ドイツを3-2で撃破するなど、史上最強との呼び声も高いなかで本大会を迎えた。しかし、決勝トーナメント1回戦で初出場のアイスランドに1-2で敗れる大失態を喫し、試合終了直後に辞任を表明。大会前にはほとんど試すことのなかった4-3-3システムを急きょ採用したのに加え、ストライカーのFWハリー・ケイン(トットナム)をCKのキッカーに指名したことや、不調のFWラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)の起用に執拗にこだわるなど、不可解な采配に批判が集中した。

 

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