アーセナルCB陣を襲う負の連鎖… ブラジル代表DFもテストマッチで足を痛め主力全滅危機

マンC戦で左足を痛めたガブリエル

 アーセナルのDFラインに再び悲劇が訪れた。7日に行われたマンチェスター・シティとのテストマッチで、ブラジル代表DFガブリエル・パウリスタが負傷交代。プレミアリーグ開幕戦のリバプール戦はセンターバック(CB)の元ドイツ代表DFペア・メルテザッカー、フランス代表DFローラン・コシエルニーに続いて「主力全滅」という絶体絶命の危機を迎えている。英地元紙「ロンドンイブニング・スタンダード」が報じた。

 ガブリエルはスウェーデンのヨーテボリで行われたシティとのテストマッチにCBとして先発出場。この日はボルトンから加入したU-21イングランド代表DFロブ・ホールディングとコンビを組んだ。膝を負傷して年内絶望となっているメルテザッカーと、欧州選手権参加の影響で開幕戦には間に合わないとレポートされているコシエルニー不在のなかで守備の要になると見られるガブリエルだが、後半アディショナルタイムに左足を痛めて負傷交代となった。

 ガブリエルはFWケレチ・イヘアナチョとボールを競り合った際、激しい接触があったわけではなく、足を捻ったことで負傷したようだ。アーセン・ベンゲル監督は「彼は100%ボールに向かっていた。足首をひねったと思うが、何が起こったのかは分からない」と負傷のシーンを振り返った。スパイクが芝生に引っかかり、足首が固定されたところに体重がかかる形で足に大きな負担がかかってしまったようだ。

 アーセン・ベンゲル監督は「彼は痛みを抱えていた。それがバッドニュースの兆しではないことを願う。我々が今、知らなければいけないのは彼の靭帯にどれほどのダメージがあるか」と、ガブリエルの状態を危惧している。開幕戦には間に合わない可能性が高いという。

 

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