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行き場を失う“悪童”バロテッリの新天地はオランダか FW補強を狙うアヤックスが獲得に前進
リバプールから移籍勧告も、クロトーネやトルコからのオファーを拒否
新シーズンのプレー先が不透明になっている元イタリア代表の“悪童”ことFWマリオ・バロテッリが、アヤックスへの移籍が濃厚になっているという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
バロテッリは一昨季にプレミアリーグの名門リバプールに加入したが、リーグ戦で1ゴールと大不発に終わった。昨季は当時のブレンダン・ロジャース監督の構想から外れたがプレー先が見つからず、移籍市場の最終盤にレンタル料なしで、年俸の半額近くをリバプールが負担するという異例の条件で古巣のACミランに期限付き移籍した。しかし、ここでもリーグ戦1ゴールと完全な沈黙。スポーツヘルニアの手術による離脱期間があったとはいえ、期待ハズレとしか言いようのない成績に終わっていた。
そして今オフはリバプールに帰還したものの、昨季途中から就任していたユルゲン・クロップ監督はバロテッリに対して移籍を勧告。またもチーム探しの日々が始まっていたが、母国イタリアのセリエAに昇格したクロトーネからの誘いを断り、トルコ行きは政情不安から拒否した。その間には、中国からのオファーを断ったとも報じられた。
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