【ACL帯同記2022】ボールが3度“池ポチャ”で悪戦苦闘、思わぬトラブル&出会いありのベトナム遠征は“充実の旅”に

日本では依頼されることもないスタジアムスタッフとの記念撮影に応じる西村選手と吉尾選手【写真提供:横浜F・マリノス】
日本では依頼されることもないスタジアムスタッフとの記念撮影に応じる西村選手と吉尾選手【写真提供:横浜F・マリノス】

グループステージ第6節vs全北現代モータース

 5月1日、いよいよグループステージ最終戦の日がやってきました。相手は前回敗戦をした全北現代です。F・マリノスは引き分け以上で首位突破、敗戦しても条件次第では2位突破が決まります。

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大会期間中お世話になったホテルからのプレゼント【写真提供:横浜F・マリノス】
大会期間中お世話になったホテルからのプレゼント【写真提供:横浜F・マリノス】

 逆に言うと、敗退が決定する可能性もあるという状況でした。大事な一戦に向けてリラックスしていると、ホテルからプレゼントをいただきました。サプライズだったので非常に嬉しかったですし、ベトナムの思い出として会社に飾ろうと思います。

 実は、我々も選手のサイン入りユニフォームを準備していたので、このタイミングでホテルへプレゼントしました。お互いにサプライズプレゼントを考えていて素敵な時間でした。

グループ第4節でいただいたカツ丼(左)と第5節時のカツカレー(右)【写真提供:横浜F・マリノス】
グループ第4節でいただいたカツ丼(左)と第5節時のカツカレー(右)【写真提供:横浜F・マリノス】

 最終戦だからといって気負わずに、いつものように先発隊が出発。第3回ではスタッフ弁当のカツ丼についてクローズアップしましたが、縁起の良い“カツ”の弁当についてはまだ続いており、最終戦はタレカツ丼でした。選手のみでなくスタッフにも食の喜びを届けてくれた川合シェフに感謝です。

グループ最終戦となった第6節はタレカツ丼でした【写真提供:横浜F・マリノス】
グループ最終戦となった第6節はタレカツ丼でした【写真提供:横浜F・マリノス】

 我々もいつも通りのルーティンで19時過ぎにスタジアムに入り、運命の一戦は21時にキックオフ。幸先良く先制するも、早い時間で追いつかれる苦しい展開。しかし、F・マリノスのサッカーを選手たちが最後まで表現し、1-1の引き分けで試合終了。見事に8月に行われるノックアウトステージへの進出を首位突破という形で決めてくれました。

 異国の地で戦い抜いた選手たちからは、「やったぞ!」という気持ちよりも安堵の表情が見受けられ、大きなプレッシャーがあったのだなと感じました。そして、スタジアムを後にしようとしたその時、バスを見送りに来た多くのマリノスサポーターの方々の姿が出口に! 丁度雨が降ってきた中でしたが、声援を直接届けてくれて大変嬉しかったです。

最終戦をドローで終えるも見事首位通過! 最後はベトナムならではの雨の洗礼を受けた【写真提供:横浜F・マリノス】
最終戦をドローで終えるも見事首位通過! 最後はベトナムならではの雨の洗礼を受けた【写真提供:横浜F・マリノス】

 6試合戦ったトンニャットスタジアムに別れを告げ、ホテルへ戻って食事会場へ。そこでお世話になったシェフやwaiting staffへ、横浜から持ってきたユニフォームをプレゼントしました。

 いろいろと試行錯誤しながら過ごしてきたベトナムでの生活ですが、食事面については驚くほどに不自由がなかったです。そのような環境で過ごすことができたのは間違いなくホテルスタッフの方々のおかげです。ユニフォームを渡すと皆さんが喜んでくださり、我々にとっても特別な時間となりました。

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