古橋、前田、旗手、井手口…日本人選手の海外移籍が続くか 「Jリーグとセルティックの強い絆」に海外注目

セルティックのFW古橋亨梧とFW前田大然【写真:Getty Images】
セルティックのFW古橋亨梧とFW前田大然【写真:Getty Images】

ハーツ戦勝利で優勝秒読み ポステコグルー監督招聘と日本人選手獲得がポイントに

 日本人選手4選手が所属するスコットランド1部セルティックは、現地時間5月7日のスコティッシュ・プレミアシップのセカンドステージ第3節でハーツを4-1と撃破し、2季ぶりのリーグ制覇は目前となっている。インドネシアメディア「skor」は「セルティックと日本、そしてJリーグとの絆は、ますます深まっている」と注目した。

 ハーツ戦では、前半3分に先制を許す展開となったが、同30分にFWジョタのラストパスから日本代表FW前田大然が右足で決めて同点。さらに同37分、ジョタの落としを日本代表FW古橋亨梧が頭で押し込んで勝ち越しに成功した。

 後半にも追加点を奪ったセルティックが4-1と逆転勝利。2位レンジャーズが8日のダンディー・ユナイテッド戦で引き分け以下の場合、2シーズンぶり52回目の優勝が決まる。

 そんななかインドネシアメディア「skor」は「Jリーグとセルティックの強い絆」と特集を組み、「セルティックと日本、そしてJリーグとの絆は、ますます深まっている」とクローズアップしている。

 かつてセルティックでは、元日本代表MF中村俊輔(横浜FC)、MF水野晃樹(はやぶさイレブン)の日本人選手が在籍。そして昨夏、横浜F・マリノスで指揮を執っていたアンジェ・ポステコグルー監督の就任をきっかけに、再び日本人選手が増えている。

「ポステコグルーはただ日本から去ったわけではない。彼はその知識を生かして、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介と契約し、新しいセルティックチームを作り上げた」

 昨夏に古橋が加入し、今冬に前田、MF旗手、MF井手口と計4人の日本人選手がプレー。セルティックとJリーグの関係性が強まっており、「その絆は、アンジェ・ポステコグルーという人物の存在によって、より強固なものとなった」と綴った。

 優勝が秒読み段階となっているなか、「おそらく、両者の強い絆はこれからも続いていくことだろう」と結んでおり、Jリーグから新たに海を渡る選手が生まれるのだろうか。

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