CL決勝進出のリバプール、サラーはレアルと対戦熱望の理由は? 「シティは本当にタフなチーム」
前半途中に負傷交代した2018年決勝のリベンジを期す
イングランド1部リバプールは、5月3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でスペイン1部ビジャレアルと対戦し、3-2で勝利した。2試合合計スコアを5-2としたリバプールは、3年ぶりの決勝進出を果たした。決勝では、もう1つの準決勝であるスペイン1部レアル・マドリードとイングランド1部マンチェスター・シティの勝者と対戦することになるが、エジプト代表FWモハメド・サラーは、レアルと対戦したい思いを明かしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
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第1戦を2-0で勝利して、アドバンテージを持っていたリバプールだったが、前半のうちに開始早々3分の先制点を含む2失点を喫し、そのアドバンテージを失った。それでも、後半開始と同時にFWルイス・ディアスを投入して流れを変えたリバプールは、後半に3点を奪って逆転。第2戦を3-2、2試合合計スコアでは5-2と大差を付け、28日に行われる決勝への切符をつかんだ。
試合後、サラーは「僕はマドリードと対戦したい」と、自身の希望を明確にした。「シティは本当にタフなチームだ。僕たちは、すでに今シーズン、何度か対戦している。でも、僕の個人的な考えを聞きたいのであれば、僕はマドリードと対戦したい。なぜなら、彼らに決勝で負けたからね。だから、彼らと対戦して勝ちたいんだ」と、2017-18シーズンのCL決勝で1-3のスコアで敗れた相手との再戦を期待した。
この試合でサラーは、前半25分にDFセルヒオ・ラモス(現PSG)と競り合った際、左肩を負傷。一度はピッチに戻ったが、プレー続行が不可能となり、涙ながらにピッチを去っていた。この日、レアルに敗れたリバプールは、翌シーズンのCL決勝でトッテナム(2-0)を破り、6度目の欧州制覇を成し遂げたが、レアルに敗れた悔しさは、今もサラーのなかに残っているようだ。