リバプール南野、チーム内序列低下で英メディアも退団予想 「数か月後にクラブを去る可能性がある1人」
ニューカッスル戦でメンバー入りを果たせず、リーグ戦では直近5試合でベンチ外
イングランド1部リバプールの日本代表FW南野拓実は、現地時間4月30日のプレミアリーグ第35節ニューカッスル戦(1-0)でメンバー入りを果たせず、リーグ戦では直近5試合でベンチ外となった。公式戦ではおよそ1か月半出番がなく、英メディアは「数か月後にクラブを去る可能性がある1人」と指摘している。
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リバプール加入後、3シーズン目を迎えた南野は今季、主に国内カップ戦で出番を掴み、FAカップで4試合3ゴール、リーグカップでは5試合4ゴールをマーク。一方、プレミアリーグではここまで10試合の途中出場にとどまり、プレータイムはわずか86分間となっている。
すでにリーグカップを制しているリバプールは、プレミアリーグ、FAカップ、さらには、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を合わせた4冠獲得の可能性を残している。何より結果が求められるシーズン終盤戦で、ポジション争いの序列で劣勢を強いられている南野の立場はより一層厳しくなり、最後に公式戦のピッチに立ったのは、後半途中から出場した3月20日のFAカップ準々決勝ノッティンガム・フォレスト戦(1-0)の26分間のみだ。
冬の移籍市場でポルトから加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスが出番を重ねる一方で、南野はリーグ戦で直近5試合、公式戦では9試合連続で出番なしに。そうした現状から、リバプール専門メディア「Liverpool.com」は「シーズン終了を目前に控え、この夏には1人ないし2人のアタッカーがアンフィールドを去ることになりそうだ」と指摘し、その1人として南野を挙げている。
記事では「南野拓実もまた、数か月後にクラブを去る可能性がある1人だ。この日本代表選手はクラブで周辺にいることが多く、国内カップ以外ではほとんどボールを蹴ることがない」と、去就動向への見解が綴られた。リバプールとの契約を来季まで残すなか、出番が限られる状況で本人がどう決断を下すのか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)