難航「MSN」の控えに異色の仏代表FW急浮上! メキシコL所属の30歳がバルサの“ラストピース”に

EUROでメンバー入りFWジニャック 現在はティグレでプレー

 バルセロナがリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの「MSN」強力3トップの控え獲得に難航するあまり、メキシコ1部ティグレでプレーする異色のフランス代表ストライカーと交渉を開始したことが明らかになった。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 バルサは今季の補強を順調に進めている。リヨンからフランス代表DFサミュエル・ウムティティを獲得し、最終ラインを強化。パリ・サンジェルマンから左サイドバックのフランス代表リュカ・ディーニュを補強した。ビジャレアルからMFデニス・スアレスを買い戻し、レアル・マドリードとの争奪戦を制し、ポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスをバレンシアから獲得した。

 しかし、 MSNの控えの獲得が難航している。スペイン代表FWノリートはペップ・グアルディオラ元監督が就任したマンチェスター・シティに奪われ、セビージャのフランス代表FWケビン・ガメイロはアトレチコ・マドリードに新天地を求めた。そして、ブラジルのリオ五輪代表FWガブリエル・ジェズス(パルメイラス)もマンチェスター・シティ加入が濃厚となっている。

 史上最強とも呼ばれる3トップが健在なバルサでは故障などのトラブルがなければ、出番は回ってこない。他のポジションでは順調な補強を続けているバルサだが、ストライカー争奪戦で黒星続きの現状打開に意外な男に白羽の矢を立てたようだ。

 ロベルト・フェルナンデス強化部長はジニャック獲得で交渉を行ったとレポートされている。ジニャックは欧州選手権で準優勝に終わったフランス代表のメンバー入りしていたが、欧州で活躍する様々なフランス人アタッカーを差し置いての人選に、ディディエ・デシャン監督に対する疑問の声は少なからず存在した。

 

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