ムバッペ獲得に動くレアルを牽制? PSGダイレクターが言及「少し自信があり過ぎじゃないか?」
「決断を下していない」というムバッペの発言が真実と強調
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、現地時間4月23日に行われたリーグ・アン第34節でランスと1-1で引き分け、2シーズンぶり通算10度目のリーグ優勝を達成した。試合後、PSGのスポーツ・ダイレクターを務めるレオナルド氏が、フランス代表FWキリアン・ムバッペの去就についてコメントしている。スペイン紙「AS」が報じている。
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アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴールで先制したPSGは、試合終盤に同点ゴールを許すものの、勝ち点1を上積みし、ここ10シーズンで8回目となるリーグ優勝を達成した。通算10回のリーグ優勝は、サンテティエンヌと並びフランス国内最多となっている。
レオナルドSDは、「節目の数字であり、重要なものだ。最多記録であり、祝福されるべきものだ」と、チームの優勝に喜んだ。そして、ムバッペの去就については、獲得に動いているレアルを牽制するようなコメントを発している。
「AS」紙によれば、レオナルドSDは「マドリードでは、すでにレアル・マドリードが3年契約を結ぶことになると確信しているようだが……少し自信があり過ぎじゃないか?」と、笑いながら語ったという。
そして、「話し合いは、今も続いている。ドーハでも話し合いは行われた。キリアンは、私たちにも話しをしてくれている。彼が言っていることが、真実だ。彼はまだ決断を下していない。彼が残留する可能性は残されている。同時に離れる可能性もある。だけど、私は彼がまだ熟考していると考えているし、彼は物事が変化することも見ていると思う」と、PSG残留に望みを持っていることも明かしている。
今シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝でレアル・マドリードに敗れ、悲願の欧州制覇を逃したPSG。大きな借りのある相手に、エースまで引き抜かれるわけにはいかないレオナルドSDは、ムバッペを引き留められるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)