ドルト香川とも好連携を見せたクバ シュールレと入れ替わりでヴォルフスブルク移籍へ

移籍金は5億7000万円と独紙報じる

 ドルトムントのポーランド代表MFクバこと、ヤクブ・ブワシュチコフスキがヴォルフスブルクに移籍金500万ユーロ(約5億7000万円)で加入すると、ドイツ紙「キッカー」が報じている。

 かつて日本代表MF香川真司と絶妙な連携を誇ったクバは、昨季フィオレンティーナに期限付き移籍した。セリエAでは故障の連続で15試合2得点2アシストという成績に終わったが、欧州選手権ではポーランド代表で随一の活躍を見せた。5試合2得点の結果を残し、準々決勝で優勝したポルトガルにPK戦の末に惜敗したが、圧倒的な局面打開力を示して健在ぶりをアピールしていた。

 だが、ドルトムントは今季2列目にバイエルンからドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、ヴォルフスブルクから同代表MFアンドレ・シュールレ、レンヌから昨季のフランスリーグ新人王のFWウスマン・デンベレという実力者を獲得。既存のメンバーも香川に加え、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、そしてトーマス・トゥヘル監督が重用するMFゴンサロ・カストロと超豪華メンバーとなっており、クバに居場所はなかった。

 2018年まで契約を残していたクバは、シュールレと入れ替わるようにヴォルフスブルクに移籍することになった。ブンデスリーガで再び、迫力抜群のサイドアタックを見せてくれるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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