“裏切り”の烙印は消えず? バイエルン移籍のフンメルスにSNSでサポーターから厳しい質問

サポーターとツイッターで質疑応答の交流

 ドルトムントからバイエルン・ミュンヘンに移籍したドイツ代表DFマッツ・フンメルスの宿敵への“裏切りの移籍”を、サポーターは許していないようだ。

 1日、自身のツイッターでサポーターと質疑応答の交流を持ったフンメルスにはこんな厳しい質問が寄せられた。

「マッツ・フンメルス、あなたは1から10でどこまでのスネークですか?」

 スネークとは英語で「蛇」のことだが、「裏切り者」を意味する。かつてアーセナルの主将を務めたチェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、バルセロナ経由の移籍となったが、本拠地スタンフォード・ブリッジのスタッフから「お前はスネークだ」と糾弾されたほどだ。

 フンメルスはバイエルンの下部組織出身で家族もミュンヘン在住、夫人もミュンヘン出身だ。しかし、単なる出戻りでは済まされない経緯があった。ドルトムントに忠誠を誓っていたキャプテンは、これまでバイエルンに移籍したFWロベルト・レバンドフキ、MFマリオ・ゲッツェ(今夏ドルトムントに復帰)の裏切りを公然と批判。それなのに、昨季のDFBポカール決勝のバイエルン戦前に自身のバイエルン移籍希望が発覚し、移籍合意にまで至ったのだ。

 

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