ユース国王杯決勝・エスパニョール戦、中井がタイトル導く劇的スーパーゴール

　スペイン1部の名門レアル・マドリードの下部組織フベニールA（U-19相当）に所属する18歳MF中井卓大が、現地時間4月16日に行われたユース国王杯決勝・エスパニョール戦で後半アディショナルタイムに劇的なゴラッソを叩き込み、2-1の勝利に貢献。優勝の立役者となった中井が優勝カップを掲げた“スペイン王者”の様子に「日本を代表する選手になって！」「ヒーロー！」と称賛の声が相次いでいる。

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　中井は4月13日のユース国王杯準決勝ベティス戦で、後半30分から途中出場して直接FK弾で得点をマーク。エスパニョールとの決勝でも後半18分からピッチに立ち、圧巻のパフォーマンスを披露した。

　1-1で迎えた延長戦5分、MFブルーノ・イグレシアスが左サイドのゴールライン際からペナルティーエリア内へ持ち込み、流れたボールに飛び込んだ中井がペナルティーアーク付近から右足を一閃。見事な一撃がゴール上部に突き刺さり、チームメイトとともに歓喜に沸いた。

　最終的に中井の一撃が決勝弾となりレアルが2-1と勝利し、ユース国王杯を制覇。中井が自身のSNSを更新し、「スペイン王者　すべての努力は報われる　マドリード万歳!!」と記し、優勝カップを掲げる“王者”ショットも公開している。

　コメント欄では「おめでとう！」「いつか日本を代表する選手になってください！」「ヒーロー！」などの声が上がり、決勝ゴールを叩き込んだ中井への祝福コメントが続々と寄せられていた。