ユベントスに“105億円移籍”のイグアインが明かした野望 「我がゴールはCL優勝」 

セリエA史上最高額で移籍した新エースが決意表明

 アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、ナポリからユベントスに移籍金9000万ユーロ(約105億円)で移籍することが正式発表された。セリエA史上最高額での移籍を果たした28歳のストライカーは、「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝が我がゴール」と断言。“貴婦人”の異名を持つ名門での栄冠獲得を誓っている。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 昨季セリエA史上最多36ゴールを記録したストライカーは、決然と野望を語った。

「我がゴールはチャンピオンズリーグで優勝すること。だが、今は開幕戦に最高の状態に仕上げるために落ち着きたいところだね」

 ユベントスはCLで過去2度優勝している。1984-85シーズンと95-96シーズンに栄冠に輝き、2季前には決勝でバルセロナに1-3で惜敗し、ビッグイヤー獲得を逃した。昨季はベスト16で、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンと延長戦にもつれ込む死闘の末に、2戦合計4-6で敗れている。

 セリエAを5連覇中のユベントスは、今や凋落著しいイタリアサッカー界で、CL制覇を狙える唯一の希望の星となっている。イグアインを最前線に加えることで、“貴婦人”は欧州の頂点に返り咲くことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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