ムバッペ、PSG残留の可能性も示唆 契約満了後の去就は未定「まだ決断を下していない」
PSGはキャプテンの座を託してオファーとスペイン紙は報道
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、4月3日に行われたリーグ・アン第30節のロリアン戦に5-1で勝利した。フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWネイマール、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの攻撃トリオが、初めて揃ってゴールを記録。今季限りでPSGとの契約が満了するムバッペは試合後、世界最大のEC企業Amazon(アマゾン)の映像サービス「アマゾン・プライム・ビデオ」に自身の去就について言及している。
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これまでPSGからの契約延長オファーにサインしなかったムバッペは、スペイン1部レアル・マドリードへの移籍が確実視されていた。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦で、PSGがレアルに2戦合計スコア2-3で敗れたことも、欧州制覇を望むムバッペの去就に大きく影響されると見られていた。
しかし、ロリアン戦で2ゴールを挙げる活躍を見せたムバッペは、メッシやネイマールら、世界最高峰のスタープレーヤーが揃うPSGに残ることも選択肢として残しているようだ。
「来シーズン? まだ分からないよ。僕はまだ決断を下していない。考えているんだ。新しい判断材料があるし、多くのことを考えないといけない。間違った選択をしたくないんだ。PSGに残る可能性もあるかって? もちろん、あるよ」
スペイン紙「マルカ」は、「PSGがムバッペにキャプテンを任せることで、残留を促そうとしている」と報じるなど、今後のサッカー界を牽引していくであろうスターの残留に必死となっている。向こう数年の勢力図にも影響しそうなムバッペの去就は、どのような決着を見るだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)