「衝撃の一発」と話題 約2年ぶり“日本帰還”…大分MFの豪快FK弾に「流石」「惚れた」

今季から大分でプレーするMFエドゥアルド・ネット【画像はクラブ公式サイトのスクリーンショットです】
今季から大分でプレーするMFエドゥアルド・ネット【画像はクラブ公式サイトのスクリーンショットです】

大分が3-1で仙台を下して2連勝、ブラジル人MFエドゥアルド・ネットの一撃に注目

 J2大分トリニータは3月30日、リーグ第7節でベガルタ仙台と対戦し、3-1で競り勝ち2連勝を飾った。なかでも、仙台を突き放す3点目となったブラジル人MFエドゥアルド・ネットのクロスバー直撃の豪快フリーキック(FK)に称賛の声が高まっている。

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 大分は2月の開幕から5試合、勝ち切れない厳しい期間が続いたが、3月23日に行われた第6節・FC琉球戦(4-1)で初白星を挙げ、仙台との1戦は勝利の流れに乗るためのターニングポイントだった。

 試合は前半11分にMF小林成豪のゴールで幸先良く大分が先制。後半3分にFW呉屋大翔がペナルティーエリア内のこぼれを拾い、上手い切り返しから追加点でリードを広げるも、同28分に仙台DF真瀬拓海の右サイドで倒れ込みながらGK高木駿の頭上を越えるループ弾で1点差と詰め寄られてしまう。

 この状況で見せたのは、約2年ぶりにJリーグの舞台に帰ってきたブラジル人MFだった。同31分に交代で入ったE・ネットは、その4分後にペナルティーエリア手前のやや左中央で得たFKを任されると左足一閃。綺麗に巻かれたボールは仙台の壁を越え、クロスバーに当たった後にゴールイン。強烈な一撃で大分は再度リードを広げ、3-1のスコアで今季初の2連勝を飾った。

 E・ネットの強烈なFK弾にはファンから「すげぇゴラッソ」「惚れた」「衝撃の一発」「エグい」「流石やな」「GKノーチャンス」「ネットおかえりー!!」と賛辞が続々と送られている。

 また、E・ネット自身も試合後に公式インスタグラムを更新し、「私が守っている人に勝るものはなく、私の祝福を持っている人に害はありません!! アーメン 感謝 !」とゴール動画とともに喜びの声を日本語でも綴っている。

 E・ネットは2017年には当時所属していた川崎フロンターレでJ1優勝に大きく貢献。翌年6月に名古屋グランパスに移籍した後、20年2月に退団し、1年以上“無所属”の状態が続くなど厳しい時期も過ごしてきた。その後母国のクラブを経由し、再び日本の地で返り咲いた33歳のブラジル人MFに今後さらに注目が集まりそうだ。

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