ドルト加入のアタッカーが移籍金総額でドイツ人史上トップに! 香川ら豪華な前線ユニット形成へ

ドルトムント絡みで3人がトップ5に

 3位は今季ドルトムントに3年ぶりに復帰したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ。ドルトムントの生え抜きの男は裏切りの移籍で物議を醸した2013年のバイエルン移籍と今回の復帰という往復で合計6300万ユーロ(73億円)が動いている。

 4位はトルコの名門ベシクタシュからの移籍が噂されるドイツ代表FWマリオ・ゴメス。現在ベシクタシュへ期限付き移籍中のストライカーはシュツットガルトからバイエルン、バイエルンからフィオレンティーナと二度の移籍で4550万ユーロ(53億円)が動いている。今回ドルトムントへの移籍が浮上しており、順位を上げるかもしれない。

 5位は今季ドルトムントからバイエルンに移籍する裏切りの移籍でサポーターから批判を浴びたドイツ代表DFマッツ・フンメルスだ。2009年に下部組織を過ごしたバイエルンから420万ユーロ(約5億円)で移籍したキャプテンは今オフ3800万ユーロ(約44億円)で古巣に帰還を果たした。移籍金は合計4220万(49億円)となっている。

 リーグ規約で赤字の許されない健全経営のブンデスリーガでは、イングランド・プレミアリーグ、レアル・マドリードとバルセロナというメガクラブが絶大な資金力を誇るスペインのリーガ・エスパニョーラのような驚愕の巨額移籍金は少ない。それでも、生涯移籍金トップ5を見ると、ドルトムント絡みの選手が3選手登場している。ドイツ人史上生涯移籍金3傑にランクインしているシュールレ、ゲッツェと日本代表MF香川真司が組むドルトムントは、前線で豪華な連携を組むことになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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