激しいブーイングの嵐…メッシ&ネイマールへ元同僚が同情 「キミたちと一緒にいる」
CL敗退の余波、戦犯扱いのメッシ&ネイマールへ試合中にブーイング
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、3月13日のリーグ・アン第28節でボルドーと対戦して3-0で勝利したが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16での敗退に対するファンの怒りは収まっていない。フランス代表FWキリアン・ムバッペを除く選手たちは試合中に非難され、なかでもアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマールは、激しいブーイングを受けた。そんな2人に、かつてのチームメイトたちがメッセージを送っている。
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PSGは、9日に行われたCLラウンド16第2戦のレアル・マドリード戦に1-3で敗れ、2試合合計2-3で、CL敗退となった。第1戦(1-0)でPKを失敗したメッシは、第2戦でゴールに絡めなかったネイマールとともに戦犯扱いされている。ボルドー戦ではボールを持つたびにブーイングや口笛が起き、チームの2点目を決めたネイマールに対してもブーイングが響く異常な状況となった。
そんな2人とバルサ時代に共闘したウルグアイ代表FWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)は、自身のインスタグラムを通じて「いつものように、サッカーに記憶というものはない。常にキミたちと一緒にいる。とても愛しているよ」と綴り、2人を支える姿勢を見せた。また、バルセロナ育ちの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスも、「恥ずべきことだけど、サッカーに思い出は存在しないんだ。兄弟たちよ、いつも一緒だよ」と、同情を見せた。
試合後の会見では、マウリシオ・ポチェッティーノ監督も、PSGファンの反応に言及。「PSGを愛する人は、誰もがレアルとの試合後は落胆している。私は今日、経験したことを寂しく思う。全員が影響を受けた。落胆も、憤りも理解できる。私たちはチームとして、ともに生きているからね。起きたことに対して、私たちは責任を取らなければいけない。この落胆を、サポーターと共有している」と、コメントした。
シーズン前の大型補強で、CL優勝の有力候補に挙げられていたPSGだが、ベスト16という早い段階での敗退は、クラブにとっても、ファンにとっても、大きな打撃となった。