「彼は重要な選手」 アーセナル監督、冨安を信頼も復帰に慎重な構え「リスクを最小限に抑える」
負傷で戦線離脱中の冨安、次節のレスター・シティ戦も欠場の見通し
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋はふくらはぎの負傷で戦線離脱している。チームを率いるミケル・アルテタ監督は冨安の復帰に慎重な構えを示している。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じた。
冨安は昨年末に右足のふくらはぎを負傷。一度は復帰を果たすも、その後に今度は左足のふくらはぎを負傷。2022年に入ってからは2試合しかプレーしていない。復帰の目処は立っておらず、次節(3月14日)のレスター・シティ戦も欠場する見通しだ。
アルテタ監督は「同じ筋肉を再び負傷するリスクを最小限に抑えるため、一定期間コンスタントにトレーニングをしていかなければいけない」と話し、復帰を急がせるつもりはないとしている。
「(昨年末に)彼はふくらはぎを負傷したが、それから本当に早く回復していた。だが、我々はあまりに早くプレーさせてしまったようだ。彼は何度も同じ場所を怪我していて、ある日の練習でまた痛めてしまった。彼はとても重要な選手なだけに残念だ。彼は非常に多くの時間プレーし、質の高いプレーでチームに貢献していた。残念ながら今はまだ彼を使うことはできない」
今月末には日本代表のカタール・ワールドカップアジア最終予選のラスト2試合を控えるだけに一日も早い復帰を願うばかりだが、冨安がピッチに戻るにはまだ時間がかかりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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