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ドルトムント帰還のゲッツェ 3年前の“裏切り移籍”に憤怒のサポーターに「プレーで認めてもらう」
バイエルンからの復帰を発表 CEOも「いつか戻ってくることを祈っていた」
ドルトムントは2013年夏にバイエルンに移籍したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェと、4年契約を結んだことを正式に発表した。ドルトムントの生え抜きながらUEFAチャンピオンズリーグ決勝のバイエルン戦前に宿敵への移籍を発表した「裏切り者」は、憤怒したドルトムントサポーターに「自分のプレーで認めてもらう」と贖罪を求めている。
放蕩息子がジグナル・イドゥナ・パルクに帰ってくる。3年前に裏切りの移籍を果たしたゲッツェが、古巣ドルトムントと2020年6月30日まで契約を結び直した。
「マリオがボルシア・ドルトムントに戻ってきてくれて個人的に嬉しい。2013年の移籍からいつか戻ってくることをいつも祈っていたんだ」と、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは声明を発表した。
だが、クラブ社長が「個人的に」という言葉を使わなければいけないのには事情がある。“生え抜きの星”のバイエルンへの移籍を、サポーターは3年経った今も許していない。ゲッツェのユニホームを焼き、スタンドに横断幕を貼り、ボールに触れるたびに強烈なブーイングを浴びせてきた。
バイエルン移籍後はジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を手にできず、レギュラーの座をつかめなかった。バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOと、今季就任したカルロ・アンチェロッティ監督からはやんわりと戦力外を通告され、追い出された格好の天才だが、ドルトムントサポーターの怒りは収まっていない。
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