「マフレズの残留に自信を持っている」 レスター監督がバルサ移籍浮上のレフティー残留を確信

カンテを「引き留めたかった」と語るラニエリ監督だが、後継者の台頭に期待

 レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、チェルシーに移籍したフランス代表MFエンゴロ・カンテに続く流出が噂される、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズの残留に自信をのぞかせている。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

 ラニエリ監督は以前から、昨季のリーグ優勝メンバーが全員残留することを熱望していた。しかし、ボランチとして八面六臂の活躍を見せた“チームの心臓”カンテは、移籍金3200万ポンド(約44億5000万円)でチェルシーに活躍の場を移した。指揮官はカンテ放出の穴はチーム一丸となって埋められると主張。英フットボールリーグ2(4部相当)のオックスフォード・ユナイテッドとのプレシーズンマッチ(2-1)の後に、指揮官は昨季の経験を振り返っている。

「我々は彼(カンテ)を引き留めたかったが、彼は出て行くことを望んだ。問題ない。昨季はカンビアッソがチームを去った。今回はカンテだ」

 レスターは昨夏の移籍市場で元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソが退団。2014-15シーズン、インテルを離れ、33歳でイングランド初挑戦を果たしたベテランは、豊富な経験に裏打ちされた安定感抜群のプレーで、昇格1年目のレスターを残留に導いた。そのカンビアッソが抜けた穴を埋めた昨季と同じように、カンテ移籍の影響も最小限に抑えられると感じているようだ。同ポジションの選手として、フランスのニースから元U-21フランス代表MFナンパリス・メンディも新たに加入している。

 

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