家本政明元主審、引退ドキュメンタリーで明かした08年ゼロックス杯後の胸中「理不尽でしかない」

ゼロックスを終えた当時、「評価として悪くないのに、理不尽でしかなかった」

 また、家本氏はゼロックス杯後の状況を振り返り、「難しくしたのは僕なんですよ。未熟でした。申し訳ない」と反省を述べた上で、当時の心境を「試合後のアセッサーの評価は合格点。評価として悪くないのに、世間的に難しい状況になった」と説明。試合後、異例の会見を開いたことについて、「審判として(今後)何かあったら説明させろよとなるから僕は絶対良くないと抵抗したが、押しきれない状況になった」と経緯も語り、「理不尽でしかないとしか思っていなかった」と当時の正直な気持ちを吐露している。

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「評価もあったのに、世間が騒いでいるからと説明したら謝罪会見みたいな形になり、“悪・家本”が作られてしまったな」

 そんな厳しい時、支えてくれた1人が当時の“婚約者”で現在の奥さんだという。家本氏は、葛藤の中でふと言葉を漏らした際に、「ただ、最初は優しくぎゅっとしてくれて。感情が切れてしまって、生まれて初めてあれほど号泣したことはないくらい声を出しながら泣いてしまった」というエピソードも赤裸々に明かしている。

 そのほか動画内では、家本氏がゼロックスの失敗をどう乗り越え、立ち直るためにどう歩んできたか、窮地を救ってくれた“師匠”と慕う存在についてなど、さまざまな話を交えて語っており、Jリーグファン必見の内容となっている。

 審判人生後半を振り返る後編は、25日21時にJリーグ公式YouTubeチャンネルで公開予定だ。

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