「これが続くことはない」 浦和DF酒井宏樹、スーパー杯制覇も“油断”を警戒「この勝利は、ただの勝利」

浦和DF酒井宏樹【写真:Getty Images】
浦和DF酒井宏樹【写真:Getty Images】

副キャプテンとしても気持ちを引き締め「より結果にこだわる集団でありたい」

 浦和レッズは2月12日の富士フイルム・スーパーカップで川崎フロンターレと対戦し、2-0の勝利を収めて2006年以来2回目の優勝を果たした。一方でその試合後、日本代表DF酒井宏樹は浮かれるムードを制するように「この勝利は、ただの勝利」と話した。

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 酒井は浦和で始動日を迎えると、直後に日本代表の国内組キャンプに合流。そのままカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のメンバーに選出され、2試合に出場したあとに隔離を経て浦和に合流。チームは沖縄キャンプを終えており、試合までには4日間しか浦和でトレーニングする時間がなかった。

 それでも右サイドで強度の高いプレーを見せ、それに加えて「1つ剥がしたところでドリブルをすると自分にプレッシャーが来なかったので、スルスルと運んでいくことができた」と話したように、力強くボールを持ち運んでいく姿を見せた。

 そして前半7分、混戦から浦和が右サイドでマイボールにすると酒井がグッと前に持ち出し、「ポンと抜けたシーンでアキ(FW明本考浩)がつってくれて、(FW江坂)任のコースが空いた。あのスピードでしか通せなかったので難しかったと思うけれども、うまく合わせてくれた」という高速クロスを江坂に供給して先制点のアシストにつなげた。

 試合は全体的に川崎がボールを保持する時間が長くなったが、浦和の最終ラインも相手に決定機を作らせず。そして、後半36分にはカウンターから追加点を奪った。酒井自身も「あれだけの総合力の強さを誇る川崎に対し、2-0で勝利を収められたことはすごく良かったと思う」と話しつつも、この勝利を必要以上に大きく捉えることはないと話している。

「チームとしてタイトルという意味では大きな試合だったと思うけれども、ここで川崎に勝ったからと緩んでしまえば、得るものはなかったと考えなければいけない。来週から始まる大事なリーグ戦に備えたい。この勝利は、ただの勝利。これが続くことはないので、しっかり切って、リーグ戦に向けてまとまっていきたい」

 今季から副キャプテンに就任し、「キャプテンやリーダーという立場は経験していない。今もふさわしいとは思わない。ただし、勝利にはとにかくこだわっている。そこだけは引っ張っていけると思う。より結果にこだわる集団でありたい」という言葉も残していた酒井だけに、2月19日に控える京都サンガF.C.とのリーグ開幕戦に向け、チームが浮足立つことはなさそうだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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