リバプール南野、今夏トレード移籍説浮上 リーズ“56億円アタッカー”獲得時の「秘密兵器」と英指摘
快足アタッカー・ラフィーニャへ関心、南野が「取引に参加」の可能性と海外報道
イングランド1部リバプールの日本代表FW南野拓実は、今冬に移籍が噂されながらも最終的に残留となったなか、英メディアはリーズ・ユナイテッドMFとのトレード移籍の可能性を報道。「3600万ポンド(約56億円)のアタッカーを求める際の秘密兵器になるかもしれない」と綴っている。
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南野は今季、国内カップ戦ではここまで7試合5ゴールと結果を残している一方で、プレミアリーグでの出番は8試合(2得点)のみで、そのすべてが途中出場という状況。エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタと世界トップクラスのタレントが揃い、熾烈なポジション争いがある環境で出番は限られている。
今冬には他クラブへの移籍が噂され、名将マルセロ・ビエルサ率いるリーズからの関心が取り沙汰されていたが、最終的に話は発展せず、南野はリバプール残留となった。一方で、リバプールは今夏の補強候補としてリーズの快足ブラジル人アタッカーのMFラフィーニャへ関心を寄せているという。
リバプール専門サイト「リバプール・コム」は「3600万ポンド(約56億円)のアタッカーを求める際の秘密兵器になるかもしれない」と見出しを打ち、南野がラフィーニャ獲得時の交渉材料として利用される可能性を指摘。今冬にリーズ側が南野に興味を示したとされる状況を踏まえ、その展望へ見解を示した。
「1月のウィンドウで、リーズ・ユナイテッドは南野拓実への関心を抱いていると報じられた。もし、このクラブの関心が続けば、リバプールはラフィーニャをアンフィールドに呼び寄せる取引の一部として、ユルゲン・クロップ監督の縁の下の力持ちを利用することができるだろう。アンフィールドで使い捨ての資産である南野を取引に参加させることは、ラフィーニャに対するリーズの急な要求を下げ、より容易な取引を促進することができる」
リーズのエースナンバー10を背負うラフィーニャは2020年10月に加入後、卓越したテクニックとスピードを武器に攻撃を牽引。今季プレミアリーグではチームトップの8ゴール(20試合出場)をマークするなど、ひと際輝きを放っている存在だ。近い将来、ビッグクラブ入りを果たす可能性もあるなかで、リバプールの動向が引き続き注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)