モウリーニョがマンUの栄光のために粛清予告 「誰が残り、誰が出て行くか、大きな問題では無い」

クラブ公式サイトで堂々の宣言

 大型補強を続けるマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、クラブが新時代に突入とともに、現有戦力の刷新を予告している。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

 モウリーニョ新体制がスタートしたユナイテッドは、ビジャレアルからコートジボワール代表DFエリック・バイリーを獲得したのを皮切りに、パリ・サンジェルマンを契約満了で退団した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ、ドルトムントのアルメニア代表ヘンリク・ムヒタリアンといった注目選手の獲得に成功した。

 その一方で放出が決まっているのは、元スペイン代表GKビクトール・バルデス(ミドルズブラ)と元U-21イングランド代表MFニック・パウエルの2人のみ。モウリーニョ監督はトップチームを最小限の22人程度で構成することを望むことで知られており、今夏には多くの選手が放出されることが予想されている。すでに、メディアではチェルシー時代にも戦力外としたスペイン代表MFフアン・マタ、ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガー、オランダ代表MFダレイ・プリントら実力者の首切りを行うとレポートされていた。

 公式サイトで公開された指揮官からファンに向けたメッセージからも、今夏には陣容の大刷新を含めた大きな動きを予告した。

「クラブは新たな章を迎えている。監督が変わった時、私はいつも悲しい瞬間だと感じるのだが、新しい章に突入しているのだ。我々は何人かのニューフェイスを獲得した。その他の何人かの選手は残るが、最後には誰が監督か、誰が新しい選手か、誰が残り誰が出て行くかは大きな問題ではなくなる。それがマン・ユナイテッド。マン・ユナイテッドは我々の中の誰よりも大きな存在だ」

 

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