リバプール退団浮上の南野、新天地候補でCF起用? リーズ“9番”の可能性に現地注目

リバプールでプレーするMF南野拓実【写真:AP】
リバプールでプレーするMF南野拓実【写真:AP】

バンフォードの代役として9番でプレーする可能性を地元メディア考察

 リバプールの日本代表FW南野拓実は同じプレミアリーグのリーズ・ユナイテッドやモナコからの関心が噂されている。新しいFWの補強に成功したため、クラブはオファーを聞き入れる可能性があると報じられている。

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 現地時間1月27日、英「スカイ・スポーツ」などで南野に対してリーズとモナコからのオファーが届いたが、それをリバプールが拒否したと報道されたところから南野の去就問題は一気に過熱した。

 その後、リバプールにFCポルトのコロンビア代表FWルイス・ディアス獲得の可能性が持ち上がると、30日にはディアスの獲得が正式決定。するとリバプールは南野に対するスタンスを変え、一度は拒否したオファーも聞き入れる可能性があると伝えられるようになってきた。

 そうしたなかで移籍先候補であるリーズの地元メディア「Leeds Live」は南野を特集。リバプールではセンターフォワード(CF)やウイング、インサイドハーフと様々なポジションで起用されてきた南野だが、リーズでは昨年9月から負傷で長期離脱を強いられているFWパトリック・バンフォードの代役として9番でプレーする可能性が考察されている。

 マルセロ・ビエルサ監督率いるリーズは開幕当初から4-1-4-1システムを基本とするものの、選手の配置は流動的で相手によっては4-2-3-1や3バックも使い分けながら戦ってきた。しかし、バンフォード不在のCFについてはレギュラーが定まらず、ウインガーのFWダニエル・ジェームズがテストされるなど試行錯誤が続いている。

 そこで浮上したのが南野だったようだ。同メディアは南野について「ストライカーの後ろの10番の役割が最も適しているようだ」としたうえで、「南野がバンフォードの代役としてターゲットになっているのであれば、彼の登場でエランド・ロード(リーズの本拠地)の問題が解決する可能性もゼロではない」と9番としての可能性に注目している。身長185センチと長身のバンフォードとはタイプは異なるものの、ビエルサ監督が標榜する前線からのハイプレスへの適性は現地でも高く評価されている。

 昨季は冬の移籍市場でサウサンプトンへ活躍の場を求めた南野。今季も再び出番を得るためにリバプールを離れる決断を下すのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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