「僕は悪者じゃない」 パイェがEURO決勝でC・ロナウドを負傷させたタックルを弁明

飛躍を遂げた大会も後味の悪い結末に…

 開幕から2試合連続ゴールを奪うなど、パイェは今大会7試合で3得点2アシストを記録。UEFA公式サイトで実施していた出場選手の評価ランキング「プレイヤー・バロメーター」で総合1位となった。しかし、決勝の舞台ではロナウドへのハードタックル以外に印象的なプレーは少なく、後半13分にMFキングスレー・コマン(バイエルン・ミュンヘン)と途中交代していた。

 試合も延長後半4分に生まれたポルトガル代表FWエデル(リール)のゴールが決勝点となり、ポルトガルが1-0で勝利。同国史上初のメジャートーナメント優勝を成し遂げた。パイェらフランス代表の面々は16年ぶりのEURO制覇を果たせず、母国のスタジアムで銀メダルを手に、ポルトガルの歓喜の瞬間を見届けるという屈辱を味わった。

 昨夏に加入したウェストハムでブレークし、一躍フランスの救世主となったパイェにとっても後味の悪い結末となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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